上智大学社会人向けプログラムで「SDGsとイノベーション」講座を担当 [2022年4~7月]

2022年4月から7月にかけて6回にわたってSHIPは、上智大学の社会人向けプログラム「上智大学プロフェッショナル・スタディーズ」で、「SDGsとイノベーション ~SDGsをイノベーションを興しながら達成する日本企業向けの実践方法~」という講座を担当しました。

食品メーカー、運輸業、金融機関、商社、マスメディア、コンサルティングファームなど多様な企業から20名の受講者が参加されたこの講座では、Japan Innovation Network(JIN)がSDGs達成をめざしたイノベーションの興し方や国連開発計画(UNDP)と日本企業の連携事例について、UNDP駐日代表事務所がSDGs達成を企業の意思決定に組み込むための「SDGインパクト基準」について講義をしました。また、SDGsを戦略的に経営戦略に組み込んでいる先進企業の事例をお話し頂くために、国分グループのご担当者にゲストスピーカーとしてご登壇頂きました。

講座の最後2回では、SDGsの目標12ターゲット3「2030 年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる」の達成を目指して、6~7名ずつのグループ毎に解決する課題を決め、それに関するバリューチェーンにどうイノベーションを興して課題を解決するかをワークショップ形式で検討しました。

講座を終えた受講者からは、「いままで考えたSDGsの概念が変わった。企業のイノベーションを考えるためにはビジョンとそれを基づいた目的を提示することと、まずは実行することが必要なことを学んだ」「イノベーションによって生み出された価値から対価を得ることがSDGsにおいて可能であるばかりかその本質であるということは、今までの自身の理解を覆す気づきだった」「SDGsの達成に向けた活動は慈善活動でも寄付でもなく、事業として利益を生み出して良い(むしろそうでないとダメ)ということが最も大きな学びだった」などの感想を頂きました。


  国分グループご担当者の講義


    ワークショップの様子

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