[キューバ] 乱獲と漁業管理機能の不備による漁猟資源量の低下
2018年11月1日に投稿された課題
投稿者:SHIP Secretariat
所属:SHIP
分野・テーマ:
- 農業・漁業
- ICT
- インフラ・交通
場所:地域:中南米 国:キューバ 市町村:
関連SDGs
課題・ニーズ
キューバでは監視員・監視船・燃料がないために十分な乱獲の取り締まりが進まず、沿岸の漁業資源量が低下している。これを受けて、1985年には1人当たり20.48kgだった水産物消費量が、2013年には5.57kgと4分の1に減少した。 また、漁獲高を把握したり、売買記録を管理する体制が整備されていないことも漁業資源量低下の原因となっている。キューバでは、個人で操業する漁師と「パラダール」と呼ばれる個人経営レストランの間で直接、魚が取引されることが多いのがその原因。
課題に関する考察・その他
出典
「国際開発ジャーナル」2018年8月号、「キューバの漁業の現状(1)キューバにおける海面漁業の現状とその資源管理」(Rogelio Diaz-Fernandez)