[東南アジア] 高齢化社会への対応
2018年5月30日に投稿された課題
投稿者:SHIP Secretariat
所属:SHIP
分野・テーマ:
- 保健・医療
場所:地域:アジア・太洋州諸国 国: 市町村:東南アジア各国
関連SDGs
課題・ニーズ
日本、韓国、中国を含む東アジアは今後30年間で、世界でもっとも早く高齢化が進む地域のひとつとなる。シンガポールでも急速な高齢化が進んでいる。日本、韓国、シンガポールなどでは、高齢化社会に向けた様々な施策がとられてきたが、ミャンマー、カンボジア、インドネシアなど、高齢化がまだ喫緊の課題でない国々では、経済発展の途上で、医療・介護・予防・生活支援サービスなどの高齢化対策を打つ必要が出てくる可能性が高く、経済的・時間的な余裕を十分に確保できない恐れがある。
課題に関する考察・その他
医療・介護・予防・生活支援サービスなどのサービスを地域で包括的に提供する「地域包括ケアシステム」(おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域(具体的には中学校区)を単位とする)という日本発の施策をアジアに広げようと日本政府(経済産業省など)は取り組んできた。このシステムを官民が連携して広めることによって、アジア各国での導入がさらに進む可能性が広がると考えられる。
出典
「国際開発ジャーナル」2018年6月号
関連サイト
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/