[全世界] プラスチック製ストローによる海の汚染

2018年4月2日に投稿された課題

投稿者:SHIP Secretariat

所属:SHIP

場所:地域: 国: 市町村:全世界

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課題・ニーズ

 2016年の世界経済フォーラムでは、毎年約800万トンのプラスチックのゴミが海に捨てられていると発表され、海に捨てられるゴミと聞けばペットボトルやレジ袋のイメージが強いですが、近年ではプラスチック製のストローに対する対策も注目が集まっています。実際、アメリカでは1日5億個のストローが使い捨てにされていますが、ストローはその小ささと軽さからリサイクルされず、多くが海に流れ着いてしまいます。

 そして、2015年にウミガメの鼻に10センチのストローがつまり、研究者がそれを取り除く動画が世界中で話題になり、あらためてプラスチック製のストローが海とそこに住む生物に悪影響を及ぼしていることを露わにするきっかけとなりました。

 プラスチックは漂着ごみとして景観や環境を壊すだけでなく、それを間違って摂食してしまった多くの鳥や海洋生物の命を奪っており、プラスチック製のゴミの回収は当然ながら、そもそもゴミが発生しない解決策が求められます。

課題に関する考察・その他

 世界ではプラスチック製のストローを禁止にする動きが目立ち始めている。
 例えば、米国のシアトルでは2018年7月1日を境にレストランでのプラスチック製ストロー、フォーク、スプーンなどの提供が禁じられます。ロンドンでも、マクドナルド社が紙製のストローに試験的に切り替え、段階的にプラスチック製のストローを廃止すると発表しました。

出典

https://news.nationalgeographic.com/2017/04/plastic-straws-ocean-trash-environment/

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参考資料