[全世界] 使用済み電気自動車のバッテリーの再利用
2018年1月24日に投稿された課題
投稿者:SHIP Secretariat
所属:SHIP
分野・テーマ:
- エネルギー
場所:地域: 国: 市町村:全世界
関連SDGs
課題・ニーズ
世界の電気自動車(EV)市場は、2014年から2023年にかけて41%のCAGRで成長すると予測され、合わせてEVバッテリー市場は17%のCAGRで成長し、2025年には931億ドル市場に相当すると見込まれている。一方で、EVバッテリーは全体の容量が80%を割り込んだ時点(満タンまで充電して80%しか走れなくなった時点)で交換が必要とされているが、二次電池として再度使用することができる。その際に、家庭での使用、商業用の使用、あるいは地域での使用として使える。
これら使用済みの電池は、無電力地域や電力不足の地域では貴重な蓄電システムの一部となる。例えば、再生可能エネルギーで発電し、EVバッテリーに蓄電することで発電率が低い日でも継続的な電力の使用を叶える事ができる。
課題に関する考察・その他
EVバッテリーの転売ではなく、いかにエネルギーを必要としている人々に総合的な解決策を提供できるのかが重要となる。例えば、日産自動車は電力管理会社のEatonと欧州で中古のEVバッテリーを活用した家庭用蓄電システムを提供している。
出典
http://explorer.sustainia.me/markets/reuse-to-repower
関連サイト
https://www.nissan.co.uk/experience-nissan/electric-vehicle-leadership/xstorage-by-nissan.html