[ナイジェリア] プラスチックごみによる環境問題
2017年10月27日に投稿された課題
投稿者:SHIP Secretariat
所属:民間企業(スタートアップ企業)
分野・テーマ:
- 生態系
- 海洋
- 廃棄物・汚染
場所:地域:サハラ以南アフリカ 国:ナイジェリア 市町村:ラゴス
関連SDGs
課題・ニーズ
アメリカのジョージア大学の研究チームは、1950年以降に世界で製造されたプラスチック製品の総量は83億トンにも上り、そのうち63億トンが廃棄されたという推計を発表した。そして、リサイクルされずに、ただ捨てられるペットボトルや梱包材は年々増加しており、2050年には、プラスチックごみは120億トンに倍増するとみられている。また、毎年800万トンものプラスチックごみが海に捨てられている。特に、サブサハラアフリカ地域の新興国では状況が深刻である。例えば、ナイジェリアのラゴスの町は廃棄物で埋め付くされている。廃棄物収集のビジネスをしている起業家によると、現地では産業廃棄物を処理する施設への初期投資や、人材配置、インフラはもちろんノウハウも欠けている状況だと言う。
課題に関する考察・その他
プラスチックごみを回収してリサイクル施設を5つほどラゴスに建設したい。インフラを整えるだけでなく、働く人の人材育成や働く環境も整えるべきだと思う。また、リサイクル品を売るようなビジネスモデルも確立し、その収益で新しい設備投資を行っていくのが理想的。
出典
UNLEASH Team24
関連サイト
毎日新聞記事:https://mainichi.jp/articles/20170720/k00/00e/040/225000c