[インド] 水産業を育てるためのネットワーク不足
2017年10月13日に投稿された課題
投稿者:SHIP Secretariat
所属:
分野・テーマ:
- 水
- 技術教育・職業訓練
- 雇用・労働
- 起業支援・産業
- インフラ・交通
- まちづくり
場所:地域:アジア・太洋州諸国 国:インド 市町村:
関連SDGs
課題・ニーズ
インドでは、水資源へのアクセスはあるものの、汚染されていたり、資金不足であったりして、清潔な水へのアクセスは限られている。特に、パートナシップが欠如しているために、専門家がその土地にあったソリューション提供するための必要な資金調達の機会を得られていない。 連邦政府は、この事態を何とかするため、国策の最優先事項として多くのプロジェクトを立ち上げた。その結果、影響力のある投資家やグローバル企業の間で市場参入の関心が高まっている。
しかし未だ、必要設備の調達やプロジェクト資金、規制や法的枠組み、地元ネットワークの欠如といったリスクが懸念されるために、水分野の社会的インパクト投資や融資は取るに足らない額である。(社会的インパクト投資全体金額6.5億ドルのわずか 3-8%) 水分野の地元企業はいくつか存在するものの、そちらもビジネスを拡張するための技術的財政的能力が欠けていることが課題となっている。
課題に関する考察・その他
インドの水分野で働く地元企業が繋がるようなオンラインプラットフォームがあるといい。投資家は、そのプラットフォームからリスクが低く、かつ社会的インパクトが高く、資金や職能支援が必要なプロジェクトにアクセスできるのが理想である。水分野の重要なステークホルダーが手間なく繋がることができ、官民連携が促進されることで、インドの水問題の解決にも繋がる。
出典
UNLEASH Water Team 20