[ミャンマー] 幹線鉄道の駅舎の老朽化
2017年9月28日に投稿された課題
投稿者:SHIP Secretariat
所属:SHIP
分野・テーマ:
- インフラ・交通
- まちづくり
- 安全・セキュリティ
場所:地域:アジア・太洋州諸国 国:ミャンマー 市町村:全域
関連SDGs
課題・ニーズ
ミャンマーでは英領植民地時代に建てられ、築100年を超える幹線鉄道、貨物鉄道の駅舎が多い。鉄骨でできてはいるが、多くの駅舎に亀裂が入っていたり、壁や床が湾曲していたり、天井と柱の継ぎ目部分が割れていたり、屋根が欠けて鉄筋がぶら下がっていたりするのが現状。このまま放置すると、駅舎が崩れ落ちる危険性、また地震が起こると、鉄道利用者の安全を確保できない危険性がある。全国の駅舎は同時期に建設されたため、老朽化も同時に進んでいる。
課題に関する考察・その他
JICAが駅舎の老朽化の調査を実施しているが、今後、ミャンマー政府とともに、駅舎の改良を進める際に、広く日本の民間セクターの建築技術、駅を中心とした街づくりのノウハウなどが期待される。
出典
「国際開発ジャーナル」2017年10月号