2020.9.2 UNDP(国連開発計画)のSDGsビジネスの新しい取り組みについてのウェビナーのお知らせ(9/15&9/16)
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Japan SDGs Innovation Challenge for UNDP Accelerator Labs
日本企業様向けウェビナーのご案内
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SDGsが国連で採択されてすでに5年が経ちました。多くの日本企業にとってSDGはビジネスの機会であると言われるものの、そのやり方は暗中模索であるのが実態です。また、自社の活動をSDGsに紐づけて説明することで立ち止まっている企業も数多く見受けられます。コロナ禍が私たちのこれまでの価値観の再考を迫り、SDGsの達成がますます遠のく一方で、社会の大きな転換の機会も与えられています。
そのような環境下で、SDGsの課題を事業として解決するための新しい取り組みがスタートします。世界最大級の国際機関であるUNDP(国連開発計画)*が2019年より開始した、世界60ヵ所に展開(対象国は78ヵ国)するUNDP Accelerator Labs(A-Labs)が特定した課題を、日本企業がSHIP(SDGs Holistic Innovation Platform)**のプラットフォームを活用してSDGs達成へ向けた課題解決を追求する「Japan SDGs Innovation Challenge for UNDP Accelerator Labs」を内閣府からの資金拠出を原資として実施します。
本事業は、5ヵ国のA-Labが特定した課題について、日本企業の技術・ノウハウ・ネットワークを活用した課題解決の初期段階の検討を共同で行うことを目的とします。現地課題と日本企業の強みを単純にマッチングするのではなく、事業を通した課題解決のための初期段階のプロセスである持続可能なビジネスモデルの構築とその検証プロセスを、SHIPのノウハウを活用しUNDPと日本企業が共同で行っていく画期的な試みです。
地球規模の課題解決にイノベーション活動やビジネス活動を通じて取り組みたい企業、自社の強みを社会課題の解決に活かしたい企業、国際機関と協業しSDGs達成に貢献したい企業にとっては絶好の機会だと思います。概要説明及び課題紹介を行うウェビナーを開催いたしますので、奮ってご参加ください。
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【概要説明ウェビナー】
第1回 2020年9月15日(火)12:00 – 13:00
第2回 2020年9月16日(水)18:00 – 19:00
1. UNDP A-Labsについて
2. Japan SDGs Innovation Challenges概要
3. 質疑応答
参加費:無料
お申込み:
第1回(9/15(火)12:00~13:00)申込フォーム
第2回(9/16(水)18:00~19:00)申込フォーム
問合せ先:SHIP事務局 ship@ji-network.org
※第1回と第2回の内容は同一です。どちらかご都合の良い日時にご参加ください。
※対象となる5つのA-Labが抱える社会課題の詳細は、課題紹介ウェビナー(英語)にてご説明予定です。日程は追ってSHIPホームページに掲載いたします。
※応募にあたっては、可能な限り概要説明ウェビナーと課題紹介ウェビナーの両方へのご参加を推奨いたします。
【募集概要】
・対 象 者:自社の強みを活かしたSDGs解決を目指す民間企業
・対 象 課 題 : SDG 3 (Good health and well-beingすべての人に健康と福祉を)、SDG 11 (Sustainable cities and communities:住み続けられるまちづくりを)、SDG 12 (Responsible consumption and production:つかう責任、つくる責任)、SDG 13 (Climate action:気候変動に具体的な対策を)
・活動対象国:インド、フィリピン、ベトナム、トルコ、マラウイ
【今後の想定】
1. 概要説明ウェビナー(9月15日(火)12:00 – 13:00、16日(水)18:00 – 19:00)
2. 課題紹介ウェビナー(活動対象の5ヵ国の課題を紹介。9月下旬から10月初旬を想定)
3. 募集締切(10月中旬予定)
4. 選定結果の発表(11月上旬予定)
5. プロジェクト開始(11月予定)
*UNDP(国連開発計画)は、貧困の根絶や不平等の是正、SDGsの達成に向けた取り組みを支援する国連の主要な開発支援機関であり、約170の国や地域で活動を行なっています。SDGs達成に向けた現地の社会課題等の調査・分析及び課題の解決を模索するため、シュタイナー総裁の強いイニシアティブのもと、2019年8月、世界各地に60ヵ所のA-Labを設置しました。UNDP総裁直轄プロジェクトであるSDGファイナンス・イノベーション・ローカリゼーション推進の一環として、各ラボはイノベーションの一翼を担う位置づけとなっています。
**SHIPは、SDGsの達成をイノベーションの機会として捉え、企業の技術・ノウハウで世界中の課題の解決することを目的として2016年に一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)とUNDPが合同で設立したオープン・イノベーション・プラットフォームです。JINとUNDP駐日代表事務所が共同運営しています。