2019.9.2 SHIPニュースレター [Vol.16] 「地方創生×SDGs」ビジネスの可能性
2019-09-02
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次回のSDGsビジネスプログラム【導入編】は9月12日の開催。
まだ参加されたことがない方は、是非この機会にご参加ください!
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【SDGs×ビジネス最新情報】
「地方創生×SDGs」ビジネスの可能性
【SHIPプログラムご案内】
9/12(木)開催!SDGsビジネスプログラム【導入編】
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【SDGs ×ビジネス最新情報】
「地方創生×SDGs」ビジネスの可能性
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SHIPでは、SDGsに関連する課題を解決するビジネスモデルを考える「SDGsビジネスプログラム【導入編】」を個社向けにも開催していますが、最近増えているのが、大阪、北九州、山口など首都圏以外での開催のご依頼で、地方でのSDGsビジネスへの関心の高まりを感じます。
日本政府の「SDGsアクションプラン2019」でも「SDGsを原動力とした地方創生」は三本柱のひとつに位置づけられていますが、地方創生とSDGsは具体的にどのようにリンクするのでしょうか?
内閣府は、「地方創生」を「各地方自治体がそれぞれの特徴を活かし、自律的で持続的な社会を創生し、活力ある日本社会の維持を目指すもの」と定義しています。この「地方創生」の概念が出てきた背景には、日本が急速な人口減少・高齢化という社会問題を抱える「課題先進国」だということがあります。特に地方では、急速な人口減少・高齢化により、地域経済の縮小、過疎化や災害リスクの拡大など、様々な課題が噴出しています。
一方、SDGsを見ると、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」や、ゴール8「働きがいも経済成長も」、ゴール11「住み続けられるまちづくりを」など、日本が「地方創生」で達成したい目標と重なるものがいくつもあります。自らの地域の課題を解くことが、SDGsの達成にも繋がるということになり、その知見を類似の課題を持つ他の地域や国に展開できる可能性もあります。
また、2018年には、SDGs達成に向けた優れた取り組みを提案する自治体を日本政府が「SDGs未来都市」として選定する制度が始まりました。初年度に29、今年度は31の計60都市が「SDGs未来都市」に選定されています。また、地方創生における官民連携を促進する「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」も設立され、約340の地方自治体、12の省庁に加えて、約480の企業がこれに参加しています。
このような流れを受けて「地方創生×SDGs」への企業の参画も加速しており、例えば、2018年に「SDGs未来都市」に選定された鎌倉市では、IT企業やスタートアップ企業の協業を促すプラットフォーム「カマコン(鎌魂)」を中心に、地域の飲食店と企業による「まちの社員食堂」など、地域の課題をビジネスで解決するプロジェクトが生み出されています。
また、岐阜市のSUNSHOW GROUPは、外国人移住者数が多い美濃加茂市や可児市の「外国人コミュニティの孤立」や「地域の治安」といった社会課題に着目し、外国人移住者のマイホーム取得を支援する「SUNSHOW夢ハウス」という事業を展開しています。住宅ローンの提供、日本語のサポート、永住権獲得等に関するサポートなどを行い、その実績が評価されて、2018年にはジャパンSDGsアワードを受賞しました。 このような「地方創生」を実現するビジネスの原動力は、地元企業だからこそ可能な真の課題の見極めと地域の強いネットワーク、そして、自分たちの地域を良くしたい、地域の課題を解決したいという強い地元愛だと、SHIPのプログラムを地方で提供して感じます。そして、SDGsを軸にすることで、業界をまたがる企業の繋がり、自治体や地元住民との繋がりが生まれ、ビジネスがより強固なものになっている事例をよく目にします。
「SDGsビジネス」を検討する際に、「地方創生」という観点を取り入れ、地方で取り組みを先行している企業との連携を探索してみると、大きなビジネスチャンスが見つかるかもしれません。
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【SHIPプログラムご案内】
9/12(木)開催!SDGsビジネスプログラム【導入編】
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SDGsが掲げる17のゴールを俯瞰的に理解し、様々な業界の参加者と議論しながら、SDGsとビジネスの接点を探る「SDGsビジネスプログラム【導入編】」。夕方からの2時間でSDGsとビジネスの関係を理解し、ネットワークが拡がると毎回好評を得ています。まだご参加頂いていない方は、ぜひご検討下さい!
⽇ 時 : 9月12日(木)19:00-21:30(18:45開場)
場 所 : 以下のいずれかを予定(実施の数日前にメールでご案内します)
Japan Innovation Network(千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー)
31VENTURES Clip ニホンバシ(中央区日本橋本町3-3-3 Clipニホンバシビル)
参加費 : 4,000円 +税
アジェンダ :
1.インプット (40分間)
・SDGs達成に向けたUNDPの民間連携策
・イノベーションとは?イノベーションを興すプロセス
・SDGsはなぜイノベーションの機会か?
2.ワークショップ(80分間)
・SDGsの17ゴールと169ターゲットを俯瞰する
・SDGsから解くべき課題を抽出する
・課題を解決するビジネスソリューションを考える
+ネットワーキング (30分間)軽食と飲み物を囲んで
>お申込みはこちら http://ship.peatix.com