8月に3ヵ国でのUNDPとの連携プロジェクトに参加して頂く企業を募集した「Japan SDGs Innovation Challenge」につき、追加で南アフリカでのプロジェクトに参加して頂く企業を募集します。
SDGsの課題解決にイノベーションやビジネス活動を通じて取り組まれたい企業、自社の強みを開発途上国の課題解決に活かされたい企業、また、国際機関と連携してSDGs達成に貢献されたい企業を募集しますので、下記募集要項をご確認の上、ぜひご応募下さい(12月10日〆切)。
Japan SDGs Innovation Challengeについて:国連開発計画(UNDP)は世界91ヵ所にUNDP Accelerator Labs(A-Labs)を展開し、現地の政府や様々な団体、そして民間企業と連携しながら、SDGs達成を目指して、開発課題の新しい解決策を創出する活動を進めています。昨年度、内閣府の拠出金を原資に、A-Labsが特定した現地の課題について、日本の民間企業とA-Labが連携して解決策を創出する「Japan SDGs Innovation Challenge」を初めて実施し、4つの日本企業・団体にご参加頂きました。今年度もすでに、マレーシア、ブルキナファソでのプロジェクト実施が決まっています。
※企業募集要項説明ウェビナー(8月4日開催)の説明資料と動画で、昨年度プロジェクトの成果と今年度の募集内容詳細をご覧頂けます。>> 説明資料(pdf)>> 動画(1時間27分)
⇒この資料と動画には、南アフリカのプロジェクトの詳細は含まれていませんので、それについては下記をご確認下さい。
【事業概要】
・2022年1月から約5ヵ月間で、UNDP Acceleration Lab(A-Lab)南アフリカが特定した現地の課題を、日本企業の技術・ノウハウでどう解決するかを共同で検討し、可能な範囲で現地での実証を行います
・解決策の検討と実証の過程で、参加企業のビジネスモデルの検討も行います
・解決策の検討と実証には、現地政府や自治体などの関係者も随時参加します
・参加企業にはA-Labとの契約締結後、活動費用として上限4万USドルが支払われる予定です
・上記過程には、UNDPと一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)が共同運営するSDGs Holistic Innovation Platform(SHIP)のノウハウを活用し、JINが伴走しながら、日本企業を支援します
【南アフリカのプロジェクト内容】
[現地の課題] 食糧不安、高い失業率、豊富にある海藻類の未活用
[想定している解決策] 海藻養殖産業およびそのバリューチェーンの構築
>>詳細説明資料
※UNDP現地事務所が掲載した、本プロジェクトで取り組む課題に関するオンライン記事もご参照下さい。
【募集対象】
・自社の強みを活かしてSDGsの達成をめざす日本の民間企業
※提案書、ミーティングなどでの使用言語は英語となります
※本事業は具体的な技術やノウハウをご提供頂ける企業と連携することを目的としており、コンサルティング会社はご応募対象外となります
※日本企業の海外現地法人、日本で登記されている外資系企業日本法人のご応募も可能です
※外部パートナーの技術・ノウハウ活用を前提にご応募頂くことも可能です。ただし、ご応募頂く企業自身が主たる技術・ノウハウをお持ちであることが前提となります(外部パートナーは応募企業のノウハウ・技術を補う役割)。外部パートナーを活用される場合は、その社名と役割も応募用紙にご記載下さい
※説明資料の中で日本企業に期待する技術・ノウハウが複数記載されていますが、全ての技術・ノウハウを提供して頂く必要はありません。ひとつ以上の技術・ノウハウをお持ちであればご応募頂けます。また、海藻類を活用して現地の食糧供給や雇用率を向上する解決策であれば、資料に記載のない解決策をご提案頂くことも可能です。
※ご提案内容を評価の上、1社が選定されます
【スケジュール】
参加企業募集開始:11月12日(金)
応募締切:12月10日(金)18:00(日本時刻)
選定結果発表:12月下旬予定
プロジェクト実施:契約締結次第~2022年5月末予定
※選定された企業については、社名をSHIPホームページ、およびUNDPのウェブサイトなどで公表させて頂くことをご了解下さい
【応募用紙】
・Application Form(応募用紙)
・Annex to Application Form(応募用紙別添)
英語でご記入の上、添付資料とともにご提出下さい。
[応募書類の提出先]
件名を「Japan SDG Innovation Challenge_Country_Company name」として、PDFファイル添付で、To: maria.fare@undp.org、Cc: ship@ji-network.org宛にお送り下さい。⇒締切:12月10日(金)18:00(日本時刻)
[選考基準]
1. Company has a proven track record and the financial and technical resources to undertake the activities proposed [10 points]
2. Proposal is clear, concise, and shows a clear motivation to work with the public sector, specifically with UNDP [10 points]
3. The proposal demonstrates a commitment to iterate with the Accelerator Lab and co-create concepts and/or prototypes [20 points]
4. The proposal thoroughly considers the complexity of the challenge and the national delivery context [15 points]
5. The proposal is fit for purpose in the context of the Accelerator Lab [15 points]
6. The proposal is likely to lead to a useful concept or prototype which could be scaledb [20 points]
7. The credentials of the proposed team are suitable for the tasks, as proposed [10 points]
【主催】 UNDP Accelerator Labs
【運営協力】 SDGs Holistic Innovation Platform (UNDPとJINの共同運営)
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国連開発計画(UNDP)について:貧困の根絶や不平等の是正、SDGsの達成に向けた取り組みを支援する国連の主要な開発支援機関であり、約170の国や地域で活動しています。SDGs達成に向けた現地の社会課題等の調査・分析及び課題の解決を模索するため、シュタイナー総裁の強いイニシアティブのもと、2019年7月、世界各地に60ヵ所のAcceleration Labsを設置しました。統合的解決の柱となるSDGファイナンス・イノベーション・ローカリゼーション推進の一環として、各ラボはイノベーションの一翼を担う位置づけとなっています。
一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)について:大企業・中堅企業のイノベーションを支援する加速支援者(アクセラレーター)です。経済産業省「フロンティア人材研究会」を母体とし、2013年7月に設立されました。イノベーション経営の普及(イノベーション100委員会他)、イノベーション・マネジメントシステム・アクセラレーションプログラム(IMSAP)の企画・運営、イノベーション加速支援(個別企業支援)、イノベーション・プラットフォームの構築・運営(SHIP他)の4つの活動を推進しています。
SDGs Holistic Innovation Platform(SHIP)について:SDGsの達成をイノベーションの機会として捉え、企業の技術・ノウハウで世界中の課題の解決することを目的として2016年に一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)とUNDPが合同で設立し、運営しているオープン・イノベーション・プラットフォームです。