[コンゴ民主共和国] エボラ出血熱ウィルスの感染拡大を増長する諸問題

コンゴ民主共和国では、エボラ出血熱流行が宣言されて約1年が経つ2019年7月現在も、いまだに感染者が増えつづけている。

7月12日時点で発症患者2477人、死亡者は1655人を数え、流行は史上2番目の規模と云われており、また7月15日付けの国際メディア各紙は、大都市ゴマで初の症例が見つかったことで都市部での感染拡大への不安が広がっていることを伝えている。

エボラウイルスは空気感染はせず、感染者の体液や血液に触れることで感染すると云われ、感染拡大は死亡した患者の会葬時や医療器具の不足(注射器や手袋など)によって、患者の血液や体液に触れたことによるものが多いと云われる。患者の早期発見と隔離、医師による適切な治療とそのための施設、備品があれば拡大は抑えられるものと考えられる。

しかし感染拡大を加速している要因の一つに、同国民による医療機関や政府に対する不信感が挙げられている。エボラ出血熱のような症状がみられても、医療機関に行くのを拒否し、患者がそのまま自宅で死亡。そしてその会葬のために死者の体に触れた家族や周囲の人間が感染し、ウィルス感染者が増えるという悪循環が起こっている。また、宗教的、感傷的な理由から、死んだ家族を感染死亡者専用の埋葬地に埋めたくないとして、家族が遺体引き渡しを拒み、ウィルス除染活動の障害となるケースも見られている。

また、更に事態を難しくしているのは、国内の政情不安である。感染がひろがるエリアは紛争の最前線でもあり、現地の医療施設が焼き討ちにあったり、医療従事者が武装集団に襲われ命を落とすといった悲劇も起こっている。

コンゴが位置する西アフリカにおいて、史上最悪のエボラ出血熱感染は2014年のケースであり、当時1万1000人以上が亡くなったと云われている。過去の最悪記録を塗り替えないよう、一刻も早く拡大を未然に防ぐための、または、被害を最小限に食い止めるための解決策が求められている。

2019.7.16 参加者募集!9/12 開催 SDGsビジネスプログラム[導入編] SDGsとビジネスの接点を探る

SDGsビジネスプログラム【導⼊編】参加者募集!

Japan Innovation Network (JIN)と国連開発計画 (UNDP)が2016年7月に共同で立ち上げた、ビジネスでSDGsの達成を目指すオープンイノベーション・プラットフォーム「SHIP (SDGs Holistic Innovation Platform)」では、SDGsを起点にビジネス機会を探索する各種プログラムを開催しています。

そのなかで「SDGsビジネスプログラム【導入編】」 は、SDGsの17ゴールと169ターゲットを俯瞰し、SDGs起点でイノベーションを興しながらビジネスをどう創出していくかを探るプログラムです。

SDGsとビジネスの関わりについて理解し、自社ビジネスとSDGsの接点を探りたい、そしてSDGsを起点にビジネス機会を探索したいという皆さまの参加をお待ちしています。

<SDGsビジネスプログラム【導⼊編】開催概要>

■ 日時  2019年 9月12日(木)19:00-21:00(+ネットワーキング30分間程度)

     ※受付開始は18:45~です。

■ 会場 Japan Innovation Network 社内オープンスペース
 所在地 千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー8階
 最寄駅 東京メトロ日比谷駅、銀座駅

■ 参加費 4,000円 +税 

■ 申込⽅法  Peatixより参加費をお⽀払いの上お申込みください。

※Peatixでのお申込みはクレジットカードまたはコンビニ決済のみとなります。

※現金払いを希望される場合は「プログラム名、開催日、会社・組織名、ご所属・肩書、お名前、電話番号」及び、当日現金払いを希望の旨を記載の上、eメールにて、SHIP事務局(ship@ji-network.org)あてにお申込み下さい。

※SHIP法人会員やコミュニティメンバーでなくてもご参加頂けます。


■ アジェンダ ■
1.インプット (40分間)
・SDGs達成に向けたUNDPの民間連携策
・イノベーションとは?イノベーションを興すプロセス
・SDGsはなぜイノベーションの機会か?

 2.ワークショップ(80分間)
・SDGsの17ゴールと169ターゲットを俯瞰する
・SDGsから解くべき課題を抽出する
・課題を解決するビジネスソリューションを考える

+ネットワーキング (30分間)軽食と飲み物を囲んで。

■キャンセルおよび振替えについて■
 ・キャンセルをご希望の場合は、開催日前日の午前中までに下記お問合せ先まで
  メールでご連絡下さい。
 ・次回以降への振替え、または代理の方のご出席が可能ですので、ご希望の場合
  はその旨、メールにご記載下さい。
 ・Peatixでの支払い済、なおかつ振替えまたは代理出席を希望されず、返金をご希望の場合、Peatix手数料(310円)と振込手数料( ご指定の金融機関により違います:最大216円)を引いた金額を返金させて頂きます。
 ※いずれの場合も、必ず下記お問合せ先まで「eメール」にてご連絡ください。
  事務局より折り返しご連絡を差し上げます。

■その他■
 ・プログラム当日、事務局が会場の様子を写真で撮影させて頂きますが、ご了承下さい ますようお願いいたします。撮影した写真については、SHIPの活動を紹介する⽬的で、ホームページ等で使⽤させて頂きます。

■お問合せ先■
 SHIP事務局(Japan Innovation Network内)
 担当:秋山 Tel.03-5510-7188 /ship@ji-network.org

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2019.7.12 SHIPニュースレター [Vol.15] 「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」が8月末に横浜で開催 成長を続けるアフリカ市場

SHIPニュースレター[Vol.15] をお届けします。今年8月開催のTICAD7のテーマが「アフリカに躍進を!ひと、技術、イノベーションで。」に決まりました。TICAD関連、その他のイベント情報など盛りだくさんです。どうぞご覧下さい!

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== ■ CONTENTS ■ ========================

【SDGs X ビジネス最新情報】

「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」が8月末に横浜で開催

  成長を続けるアフリカ市場   

【SHIPプログラムご案内】

 7/25(木)東京&8/8(木)大阪で開催!SDGsビジネスプログラム【導入編】

【From JIN】

 News 1 JICA・JST・AMED主催

     「科学と開発をつなぐブリッジ・ワークショップ」開催!

 News 2 JST主催 「STI  for SDGsアワード」募集!  

 

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【SDGs X ビジネス最新情報】

 「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」が8月末に横浜で開催

  成長を続けるアフリカ市場

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今年8月28~30日、日本政府、UNDP、国連、アフリカ連合委員会、世界銀行が共催し、横浜で開催される「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」。今回のテーマは、「アフリカに躍進を!ひと、技術、イノベーションで。」です。アフリカの安定した経済成長やデジタライゼーション、技術の革新を反映し、日本の強みを生かした貢献でアフリカの開発とSDGs達成を後押ししていくという意味が込められています。会議のなかでは、「民間セクターの育成とイノベーションを通じた経済構造転換とビジネス環境・制度改善」「人間の安全保障のための強靱かつ持続可能な社会の推進」「平和と安定(アフリカ自身による前向きな動きを後押し)」が協議される予定です。

人口増加を続け、4.0%の経済成長率が期待されるアフリカ市場(アフリカ開発銀行、2019年)。今年5月末には、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)が発効されるなど、市場統合が進み、アフリカ連合(AU)加盟国が協定に加わった場合、人口12億人、域内総生産約2.5兆ドルの巨大市場となります。そしてアフリカの開発においても、この市場に積極的に進出する日本企業への期待が高まっています。

経済同友会がまとめたレポート「アフリカ進出のすすめ」には、すでにアフリカで事業を行う企業の知見が凝縮されており、日本企業の成長の未来はアフリカにあるとの期待が寄せられています。

また、JETROでは「アフリカ・スタートアップ100社」を掲載したレポートを発表し、リープフロッグ(かえる跳び)のイノベーションが起こっているアフリカの新たなビジネス機会を示しています。

UNDPも今回のサミットを契機に、アフリカの開発課題を日本企業の有する優れた技術・サービスと結び付け、日本とアフリカのビジネス・パートナーシップをより一層促進すべく、JICA・JETROとの三者連携や、経済同友会との新たなパートナーシップを締結する予定です。

また、TICAD7の公式サイドイベントとして、アフリカ17社、日本7社のスタートアップを招聘し、「アフリカ・日本 スタートアップ・ピッチ」も開催します。

後日こちらに掲載予定 > https://www.jetro.go.jp/en/ticad7-startup (現在準備中)

その他にも、TICAD7に向けて、アフリカのビジネスチャンスや「アフリカの今」を伝える、以下のような様々なイベントを開催していますので、ぜひご参加下さい。

●TICAD7記念イベント「希望の大陸”アフリカ”を知る」
日時:7/24(水)18:00-20:30 @東京ウィメンズプラザ
ドキュメンタリー映画「シンプル・ギフト」の上映と本映画でナレーションを務めるUNDP親善大使であり女優の紺野美沙子氏によるトークショー。
 詳細はこちら > http://bit.ly/SimpleGift0724

●AFRI CONVERSE#13「日本のアフリカ政策の展望とアジア・アフリカ協力」
日時:7/26日(金)18:00-20:30 @国連大学
様々なテーマでアフリカの課題と展望を考える月例の対話型イベントの最終回。海外から教授陣を迎えて、日本のアフリカ政策の展望とアジア・アフリカ協力について議論します。
 詳細はこちら > http://bit.ly/TICAD_AC13fb

 

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【SHIPプログラムご案内】

   7/25(木) 東京 & 8/8(木) 大阪で開催!SDGsビジネスプログラム【導入編】  

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SDGsが掲げる17のゴールを俯瞰的に理解し、様々な業界の参加者と議論しながらSDGsとビジネスの接点を探る「SDGsビジネスプログラム【導入編】」。夕方からの2時間で、SDGsとビジネスの関係を理解し、ネットワークが拡がると毎回好評を得ています。

8月は、関西エリアの皆様のご要望にお応えし、大阪で開催!参加経験のない方だけでなく、一度参加された方で「もう一度おさらいしたい」という方も歓迎です。ぜひ参加をご検討下さい。

■ ⽇時・場所 ■
<東京>7月25日(木)19:00-21:30(18:45受付開始)

    31VENTURES Clip ニホンバシ

    (中央区⽇本橋本町3-3-3 Clipニホンバシビル1階)  

<大阪>8月8日(木)18:30-21:00(18:15受付開始)

    Osaka Innovation Hub (大阪イノベーションハブ)

    (グランフロント大阪 ナレッジキャピタルタワーC 7階)  

■ 参加費 ■
 4,000円 +税

■ アジェンダ ■
 1.インプット (40分間)
 ・SDGs達成に向けたUNDPの民間連携策
 ・イノベーションとは?SDGsはなぜイノベーションの機会か?等

 2.ワークショップ(80分間)
 ・SDGsの17ゴールと169ターゲットを俯瞰
 ・課題抽出→課題解決のためのビジネスソリューション考案
 +ネットワーキング (30分間)軽食と飲み物を囲んで

■  お申込み方法   ■

 クレジットカード、コンビニ払いの場合:

   http://ship.peatix.com からお申込み下さい。

 当日現金払いの場合:

   ship@ji-network.org 宛に、お名前、企業・組織名、部署名、肩書、

   領収書の宛名をお送り下さい。

 

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【From JIN】 News 1

  JICA・JST・AMED主催

  「科学と開発をつなぐブリッジ・ワークショップ」開催!

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JINでは、日本の研究者と開発途上国の研究者が共同で研究を行い、地球規模課題の解決をめざす「SATREPS」の成果のビジネス化を支援しています。来る7月26日(金)、JICA等が主催し、SATREPSの研究者とそれを活用して開発課題の解決をめざしたい関係者をつなぐ「科学と開発をつなぐブリッジ・ワークショップ」が開催される予定で、SHIPも後援しています。

SDGsに関連する課題をビジネスで解決することをめざすとき、日本の科学技術研究成果と民間企業のノウハウを掛け合わせるのは非常に有効です。SHIPコミュニティの皆さんにも、ぜひこのワークショップにご参加頂ければと思い、ご案内差し上げます。

【科学と開発をつなぐブリッジ・ワークショップ】
日時:7月26日(金)9:00-17:30
会場:JICA市ヶ谷ビル 国際会議場(東京都新宿区市谷本村町10-5)

主催:JICA、JST(科学技術振興機構)、AMED(日本医療研究開発機構)

※申込方法など詳細は以下をご参照下さい。
> https://www.jica.go.jp/activities/schemes/science/ku57pq00000nj47l-att/20190617.pdf 

 

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 【From JIN】 News 2

  JST主催「STI  for SDGsアワード」募集 !

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前回のニュースレターの【SDGs X ビジネス最新情報】でもご紹介した「STI  for SDGs」。JSTが主催する「STI  for SDGsアワード」は、科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation)を用いて社会課題を解決し、SDGsの達成をめざす優れた取り組みを表彰する、今年初めて設けられたアワードです。 

募集対象は、民間企業、地方自治体、大学、高等専門学校、高等学校、中学校、NPO、自治会、市民ネットワーク等で、応募〆切は [8月30日(金)17:00] です。

 

※応募方法などの詳細は以下をご参照下さい。
> https://www.jst.go.jp/sis/co-creation/sdgs-award/2019/