2017.6.12 国連の「開発資金会議フォローアップ会合」でSHIPについて発表

ニューヨークで開催された国連経済社会理事会(Economic and Social Council)主催の「開発資金会議フォローアップ会合 (Forum on Financing for Development follow-up)」(2016/5/22-25開催)で、SHIP事務局を務めるJINの専務理事の西口がSHIPについて発表しました。
 
同会合4日目(5/24)のExpert Round Table B “Domestic and international private business and finance”で、パネリストとして登壇した西口がSHIPについて説明するとともに、会合に参加した各国代表と質疑応答を行い、各国からもSHIPについて高い関心が示されました。
 
この会合の録画はUN Web TVでご覧になれます。
また、同会合に合わせてニューヨークで西口が取材を受けた日本経済新聞の記事が6月10日付の日本経済新聞(電子版)に掲載されました。
 
取材のなかで西口は「SDGs(持続可能な開発目標)は日本企業にとって世界展開のタネの宝庫。日本企業の潜在力で、SHIPを通じてビジネスでSDGsを達成したい」と語っています。
 
2017/6/10 日本経済新聞(電子版)cmn_logo_nikkei_ja
国連の開発計画SDGsは「日本企業にとって宝の山」 JINの西口専務理事
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN09H2I_Z00C17A6000000/
 
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[タンザニア] 首都における自動車渋滞

タンザニアの首都ダルエスサラームでは、自動車渋滞を解消することを目的に、2016年10月に総延長20kmの「バス高速輸送システム」(BRT:Bus Rapid Transit)が導入された。このBRTの導入で、自家用車からバスへのシフトは進みつつあるが、自動車の増加は衰えず、渋滞の大きな解消には至っていない。

[パレスチナ] ガザの高い失業率

ガザでは、15万人の大学卒業生が失業しており、全体の失業率はおよそ42.9%です。失業はパレスチナ経済やガザの大学卒業生の大きな課題の一つです。専門性を持つ、エンジニアや医師、会計士でも3ヶ月や6ヶ月の契約が多い状況です。

[ケニア] ビクトリア湖におけるホテイアオイの異常な増殖

ホテイアオイの異常な増殖はビクトリア湖周辺の人々に多くのマイナス影響を与えます。異常に増殖したホテイアオイがボートの運行を妨げることによる交通や漁業への影響は甚大です。漁業ができなくなると、周辺の人々に経済的な影響があります。また、蚊やその他の害虫が繁殖するため、皮膚の発疹、咳、マラリア、脳炎、ビルハルジア、胃腸障害、および住血吸虫症などが増加します。また、ホテイアオイの異常な増殖は水を脱酸素化させ、水生生物を窒息させます。そして、湖の魚の栄養源を絶ってしまいます。

さらに、ホテイアオイは、水処理や灌漑にも影響を与えるため、周辺地域への水供給が妨げられます。これによって、水力発電所への水供給がブロックされ、周辺都市への電力の遮断につながっています。