赤字:2020年11月2日追記
青字:2020年11月12日追記
緑字:2020年11月30日追記
※応募締切を11月18日(水)18:00(日本時刻)に延長しました
※選定結果発表を12月上旬予定に変更しました
国連開発計画(UNDP)は様々な社会・環境課題の解決策を模索するため、2019年より、世界60ヵ所にUNDP Accelerator Labs(A-Labs)を展開してきました。この度、5カ国のA-Labsが特定したSDGs関連の課題に対して、UNDPとJINが共同運営するSDGs Holistic Innovation Platform(SHIP)のノウハウを活用して、日本企業がこれらの課題の解決を追求する「Japan SDGs Innovation Challenge for UNDP Accelerator Labs」を実施することになりました。本事業は内閣府からUNDPへの資金拠出を原資として、11月から実施します。
この事業は、5ヵ国のA-Labsが特定した課題について、日本企業の技術・ノウハウ・ネットワークを活用した課題解決をA-Labsと日本企業が共同で検討します。現地の課題と日本企業の強みを単純にマッチングするのではなく、ビジネスを通した課題解決のための初期プロセスである「持続可能なビジネスモデルの構築とその検証」を国連機関と日本企業が共同で行う画期的な試みです。
地球規模の課題解決にイノベーション活動やビジネス活動を通じて取り組みたい企業、自社の強みを社会課題の解決に活かしたい企業、国際機関と協業してSDGs達成に貢献されたい企業を募集しますので、ぜひご応募下さい。
【事業概要】
・説明資料(PDF)と動画をご参照下さい
【募集対象】
・自社の強みを活かしてSDGsの達成をめざす日本の民間企業
※本事業は具体的な技術などをご提供頂ける企業と連携することを目的としており、コンサルティング会社や非営利団体はご応募対象外となります。
※日本企業の海外現地法人のご応募も可能です。
※本事業は参加企業とUNDP各国事務所が共同で推進するもので、使用言語は英語となります。
※複数国への応募も可能です(各国毎に応募書類をご提出下さい)。
※外部パートナーの技術・ノウハウ活用を前提にご応募頂くことも可能です。ただし、ご応募頂く主体自身が、主たる技術・ノウハウをお持ちであることが前提となります(外部パートナーは応募主体のノウハウ・技術を補う役割)。外部パートナーを活用される場合は、その社名と役割も応募用紙にご記載下さい。
※各国資料の中で日本企業に期待する技術・ノウハウが複数記載されている場合がありますが、全ての技術・ノウハウを提供して頂く必要はありません。ひとつ以上の技術・ノウハウをお持ちであれば、ご応募頂けます。
【対象5ヵ国のプロジェクト内容とA-Labsが特定したSDGs関連の課題】
インド:ブロックチェ―ンを活用したスパイスの生産・流通管理
課題(PDF)
フィリピン:マニラ湾周辺の海洋プラスチックごみ削減
課題(PDF)
ベトナム:ダナン市の廃棄物処理システムのデザインと導入
課題(PDF)
トルコ:マルマラ地域の市民参加型の公共スペースの設計
課題(PDF)
マラウイ:都市部の廃棄物収集・処理・リサイクルの導入
課題(PDF)
※国別説明会での各国のプレゼン資料をご希望の場合は、SHIP事務局(ship@ji-network.org)にご連絡下さい。
【スケジュール】
1. 概要説明ウェビナー[終了]:9月15日(火)・16日 (水)
2. 参加企業募集開始:10月13日(火)
3. 国別説明会[終了]:10月下旬(詳細下記)
4. 応募締切:11月11日(水)18:00(日本時刻)⇒11月18日(水)18:00(日本時刻)に延長
5. 選定結果発表:11月下旬予定⇒12月上旬予定
6. プロジェクト実施:契約締結次第、順次~2021年3月末
※選定された企業については、社名をSHIPホームページ、および各国UNDPのウェブサイトなどで公表させて頂きます。
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【応募用紙および参考資料】
・Application Form(応募用紙)
・Annex to Application Form(応募用紙別添)
上記については、英語でご記入の上、応募する国ごとに1通、添付資料とともにご提出下さい。
[参考資料] 選定後にUNDPと締結する契約書雛型
[応募書類一式の提出先]
件名を「Japan SDG Innovation Challenge_国名を英語で記入_英語社名を記入」として、PDFファイル添付で、To: lorena.sander@undp.org、Cc: ship@ji-network.org宛にお送り下さい。 ⇒締切:11月11日(水)18:00(日本時刻)
[選考基準]
1. Company has a proven track record and the financial and technical resources to undertake the activities proposed [10 points]
2. Proposal is clear, concise, and shows a clear motivation to work with the public sector, specifically with UNDP [10 points]
3. The proposal demonstrates a commitment to iterate with the Accelerator Lab and co-create concepts and/or prototypes [20 points]
4. The proposal thoroughly considers the complexity of the challenge and the national delivery context [15 points]
5. The proposal is fit for purpose in the context of the Accelerator Lab [15 points]
6. The proposal is likely to lead to a useful concept or prototype which could be scaledb [20 points]
7. The credentials of the proposed team are suitable for the tasks, as proposed [10 points]
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【国別説明会 [終了]】
事業開始に伴い、対象5ヵ国で解決をめざすSDGs課題の詳細と日本企業への期待に関して、現地A-Labの担当当者が直接ご説明する会をオンライン(Zoom)で開催しますので、ぜひご参加下さい。
※各国のプレゼン資料をご希望の場合は、SHIP事務局(ship@ji-network.org)にご連絡下さい。
[プログラム]
1. 本事業の概要説明
2. 解決をめざす課題の詳細と日本企業への期待(UNDP現地事務所からの説明)
3. 質疑応答
[参加費] 無料 [言語] 英語
[開催日時]
インド :10/29(木)15:00-16:00
フィリピン:10/23(金)16:00-17:00
ベトナム :10/26(月)17:00-18:00
トルコ :10/29(木)16:00-17:00
マラウイ :10/26(月)18:00-19:00
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【本事業に関するお問合せ先】SHIP事務局 ship@ji-network.org
国連開発計画(UNDP)について:貧困の根絶や不平等の是正、SDGsの達成に向けた取り組みを支援する国連の主要な開発支援機関であり、約170の国や地域で活動しています。SDGs達成に向けた現地の社会課題等の調査・分析及び課題の解決を模索するため、シュタイナー総裁の強いイニシアティブのもと、2019年7月、世界各地に60ヵ所のAcceleration Labsを設置しました。統合的解決の柱となるSDGファイナンス・イノベーション・ローカリゼーション推進の一環として、各ラボはイノベーションの一翼を担う位置づけとなっています。
一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)について:大企業・中堅企業のイノベーションを支援する加速支援者(アクセラレーター)です。経済産業省「フロンティア人材研究会」を母体とし、2013年7月に設立されました。イノベーション経営の普及(イノベーション100委員会他)、イノベーション・マネジメントシステム・アクセラレーションプログラム(IMSAP)の企画・運営、イノベーション加速支援(個別企業支援)、イノベーション・プラットフォームの構築・運営(SHIP他)の4つの活動を推進しています。
SDGs Holistic Innovation Platform(SHIP)について:SDGsの達成をイノベーションの機会として捉え、企業の技術・ノウハウで世界中の課題の解決することを目的として2016年に一般社団法人Japan Innovation Network(JIN)とUNDPが合同で設立し、運営しているオープン・イノベーション・プラットフォームです。