ミャンマーはその経済発展に伴って、とくに首都ネピドーにおいて、駐在員家族向けのハウスキーパーの需要が高まっているが、ハウスキーパーの研修やスキルアップの制度がないため(とくに女性の)雇用機会が失われている。
ミャンマーはその経済発展に伴って、とくに首都ネピドーにおいて、駐在員家族向けのハウスキーパーの需要が高まっているが、ハウスキーパーの研修やスキルアップの制度がないため(とくに女性の)雇用機会が失われている。
SHIPディスカバリープログラム【テーマ編】
「SHIP (SDGs Holistic Innovation Platform)」では、SDGsが掲げる特定のゴールについてのビジネス機会を探索したい企業向けに「SHIPディスカバリープログラム【テーマ別】」を開催しています。特定のテーマついての理解を深めてビジネスとの接点を探り、⾃社が解決すべきSDGsや課題を発⾒し、ビジネス でどう解決していくかのヒントを得て頂くためのプログラムです。
このプログラムでは、複数企業の混合グループで、共創しながら、途上国の「課題」を深掘りして「ビジネスで解ける課題」に因数分解し、「解決策」 (ビジネスアイデア)を創出します。半日×3回のシリーズになっており、各回の間には個別リサーチのためのインターバルがあります。レクチャー、ゲストからのインプット、個人およびグループワーク、発表、リサーチなどからなる、対話型ワークショップ形式です。
2017年8月からはじまる「シリーズ4」は、日本企業からの関心がとくに高い、SDGsの目標3「ヘルスケア」、目標7「エネルギー」、目標11「まちづくり」について、アジアでのビジネス機会を探ります。シリーズ4では、これらの分野でビジネスを興している各国のスタートアップ企業がどのような課題をどのように解決しようとしているのか、その動向をヒントに新しいビジネスを探索します。
皆さまのご参加をお待ちしております。
SHIPディスカバリープログラム【テーマ別】シリーズ4開催のご案内
■ 日時
DAY1:8月3日(木) DAY2:8月31日(木) DAY3:9月12日(火) 各回:13:00-18:00
SHIPディスカバリープログラム【テーマ別】シリーズ4 ご案内(pdf)
■ 場所
31VENTURES Clip ニホンバシ ほか (中央区⽇本橋本町3-3-3 Clipニホンバシビル1階)
■ 参加者
20名程度
■ ファシリテーター・発表者
JIN専務理事 ⻄⼝尚宏
UNDP駐⽇代表事務所 副代表補・上席広報官 ⻘柳仁⼠ ほか
■ 参加費
1名:340,000円 3~5名:1,000,000円 (税別)
■ お申込み⽅法
SHIP事務局にメールが電話でご連絡下さい。ship@ji-network.org Tel.03-5467-4751
■ SHIPディスカバリープログラム 【テーマ別】の内容
DAY1. <レクチャー・インプット> SDGsとビジネス、ゲストからのインプット<ワークショップ> [課題の定義] 課題の深堀り、ビジネスの駆動目標の設定
DAY2. <レクチャー・インプット> ゲストからのインプット <ワークショップ> [価値仮説と解決策の創出] インプットからの気付き共有、ビジネスアイデアの創出、解決策案の価値連鎖を分析など
DAY3. <ワークショップ> ビジネスモデルキャンバスへの落とし込み、自社から見たビジネス機会の確認、個別の加速支援など
※参加申込みに関する注意事項
・お申込み後、参加者のご都合で、参加をキャンセルされる場合、開催の2⽇前までに事務局にメールにてご連絡 ください。その場合、ご指定の⼝座に参加費をお振り込みいたしますが、⼿数料を差し引いての返⾦となることをご了承ください。なお、開催前⽇及び当⽇にキャンセルされた場合、参加費は返⾦いたしかねますのでご了承ください。
・お申込みいただいた⽅がやむを得ずご⽋席の場合、代理の⽅のご参加が可能です。その場合、前⽇まで に事務局にメールでご連絡ください。
・事務局が写真やビデオ撮影を⾏うことがありますので、ご了承下さい ますようお願いいたします。撮影した写真・映像については、SHIPの活動を紹介する⽬的で使⽤させて頂きます。
タンザニアの首都ダルエスサラームでは、自動車渋滞を解消することを目的に、2016年10月に総延長20kmの「バス高速輸送システム」(BRT:Bus Rapid Transit)が導入された。このBRTの導入で、自家用車からバスへのシフトは進みつつあるが、自動車の増加は衰えず、渋滞の大きな解消には至っていない。
SHIPが、インテリジェンス社が運営するオープンイノベーションプラットフォーム「eiicon(Ecosystem Innovation Inspired CONtact)」と連携することになりました。eiiconに参加しているスタートアップ企業とSHIPで生まれるビジネスモデルとの連携などを目指していく予定です。
[2017/5/24 インテリジェンス社からのニュースリリース]
http://www.inte.co.jp/news/2017inte/20170524.html
SHIPコミュニティメンバー、プログラムご参加者、そして関係者の皆さまに、SHIPニュースレターをお届けしています。今月は、国連開発計画(UNDP)政策・プログラム支援局 マルコス・ネトーディレクターの来日に際し開催した公開フォーラムの内容などをお届けします。SHIPディスカバリープログラム【導入編】は毎月開催中、そして【テーマ別】は「アフリカにおけるエネルギー課題の解決」をテーマに、先行企業や留学生をお招きして開催中です。
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SHIPの活動Update!
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公開フォーラム「持続可能な開発目標(SDGs)ビジネスの世界的潮流」を開催!
3月14日に、国連大学にて、UNDP、Business Call to Action(BCtA)、Japan Innovation Network(JIN)の共催で、「持続可能な開発目標(SDGs)ビジネスの世界的潮流」と題した公開フォーラムを開催し、約120名の方にご参加いただきました。
第1部では、国連開発計画(UNDP)政策・プログラム支援局ディレクターのマルコス・ネトーによる「SDGs と官民連携の可能性と世界的潮流」と題した講演があり、ネトーは、「UNDPは民間企業のパートナーとして、UNDPのプログラムでの連携に加え、途上国政府や他のネットワークと繋ぎ、持続可能なビジネスモデルを企業が創出していくサポートをしたい」と語りました。また、SHIPの共同運営者である一般社団法人Japan Innovation Network 代表理事の紺野登は、「社会を変えるイノベーション」というタイトルで、なぜイノベーション経営が必要かを説き、「SDGsは社会変革を興す”Societal Innovation”の大目的であり、日本企業にとってのビジネス機会の拡大につながる」と述べました。
第2部では「SDGsビジネスで社会課題をどのように解決するか」をテーマにパネルディスカッションを行ないました。登壇者は、ソーラーランタンを無電化地区で普及させる事業を進めている、パナソニック株式会社 国際渉外部 堀田隆之氏とルワンダの花き栽培プロジェクトを実施している、みずほ情報総研株式会社 コンサルティング事業推進部 大谷智一氏の2名。モデレーターは、UNDP 駐日代表事務所副代表補青柳 仁士が務めました。パネルディスカッションでは、社会貢献と収益性について、どのようにバランスをとればよいかという点に焦点があたり、短期的ではなく、長期的な視野で、マーケットを創造していくことが大事だと議論されました。
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第2回SHIPディスカバリープログラム【導入編】を開催しました!
2月28日に、計6社12名の方にご参加いただき、第2回SHIPディスカバリープログラム【導入編】をSHIP事務局のJINオフィスにて開催しました。13:00~18:00までの5時間、3つのグループに分かれて、SDGs全体を俯瞰しながら、この世界共通の課題がビジネスにどうつながるのか分析し、ディスカッションを行いました。今回のプログラムで各グループが選択したSDGsの「ターゲット」は次の通りです。
ターゲット2.4:持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践
ターゲット9.c.:情報通信技術へのアクセスを大幅に向上させ、2020 年までに普遍的かつ安価なインターネット・アクセスを提供
ターゲット11.3.:包摂的かつ持続可能な都市化を促進
それぞれが選択したターゲットを深堀し、ビジネス機会を探索しました。
<プログラムの流れ>
SDGs策定の背景を知る
SDGs達成のために何故イノベーションが必要かを理解する
SDGsの中身を知る
SDGsの中からビジネスに関係するものを見つける
ビジネス関係するSDGsの課題を構造化する
SDGsの達成に繋がるビジネス機会を見つける
<参加者の声より>
■ SDGsとは何か?世界で何が必要とされているのか?それに対して当社は何ができているのか?何を今後すべきか等を気づかされた。
■ 今までの自社のみの視野では手に入らなかった考え方を学ぶことができた。
■ 当初、SDGs自体は大きな目標であり、個別企業の新事業ネタとして分解できるのか実は少し懐疑的であったが、考え方のベースに十分なりうると考えるに至った。
第3回は3月23日(木)、第4回は4月18日(火)に開催します。奮ってご参加ください。お申込みURL:
3月23日(http://peatix.com/event/232160)
4月18日(http://peatix.com/event/245329)
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SHIPディスカバリープログラム(テーマ別)開催中!
~アフリカのエネルギー課題を解決する~
SHIPディスカバリープログラム(テーマ別)は、2週間毎に半日のワークシップを3回行い、3日目にビジネスアイデアの仮説を立てるプログラムです。シリーズ1は、目標7をとり上げ、「アフリカのエネルギー課題を解決する」をテーマに、開催しています。
初日は2月22日に実施し、トーゴ共和国の代理大使をお招きしてトーゴのエネルギー事情や課題をお話いただきました。2日目は3月9日に行い、国際協力機構(JICA)が実施する“アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)”で来日しているアフリカからの研修生4名が参加。また、ゲストスピーカーとして、タンザニアで電気の量り売り事業を行っている(株)Digital Gridの秋田智司氏、蓄電池や映像技術を活用して、アフリカ各国でサッカーのパブリックビューイングを実施している(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所の吉村司氏をゲストスピーカーとしてお招きして議論を深めました。
シリーズ2は、4月中旬頃より開催予定です。ご興味ある企業の方は、SHIP事務局までご連絡ください。(ship@ji-network.org)
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女性起業家による国際会議「Women Social Entrepreneurship Conference 2017」に協賛しました
3月8日の国際女性デーにちなみ、3月10日に、 Women’s Social Entrepreneurship Conference (W-SEC)が、六本木アカデミーヒルズにて開催されました。SHIPの共同運営者であるJapan Innovation Networkが協賛しました。
インドネシア、パレスチナ、タンザニア、ミャンマーから来日した女性起業家5名が、それぞれのビジネスについてピッチを行い、その後、パネルディスカッションが行われました。既に日本企業との連携の検討に入っている起業家もおり、会議の場でも、日本企業が具体的に彼女たちのビジネスを支援すると表明する場面がある等、実りのある会議となりました。
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プログラム開催のご案内
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第3回SHIPディスカバリープログラム【導入編】を開催!
SHIPでは、月に1回のペースで、「SHIPディスカバリープログラム【導入編】」を開催しています。SDGsが掲げる17のゴールと169のターゲットについての理解を深めてビジネスとの接点を探り、自社が解決すべきSDGsや課題を発見し、ビジネスでどう解決していくかのヒントを得て頂くためのプログラムです。皆さまのご参加をお待ちしております。
■ 日時:2017年3月23日(木)13:00-18:00
■ 場所:一般社団法人Japan Innovation Network (JIN) オフィス
(東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー8階)
■ 参加者:15名程度
■ ファシリテーター/スピーカー:
一般社団法人Japan Innovation Network専務理事 西口尚宏
国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 副代表補・上席広報官 青柳仁士
■ 参加費:27,000円 (税込)
■ 申込方法:以下のサイトより、参加費をお支払いの上、お申込みください。
http://peatix.com/event/232160
[開催予告] 第4回についても、お申し込み頂けます。各回同じ内容です。
第4回 4月18日(火)13:00-18:00 @JINオフィス http://peatix.com/event/245329
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「SDGs×ビジネス」コラム
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全ての人にインターネットのアクセスを ~米国ベンチャーOne Webの宇宙ビジネス事例~
(photo: SPACE NEWS)
上の写真は何に見えますか?これはアメリカのベンチャー企業One Webという会社が700機以上の小型衛星を打ち上げて、地球の全ての地域において、インターネットのアクセスを可能にすることを目指すプロジェクトのイメージ図です。
SDGsの目標9では、「後発開発途上国において情報通信技術へのアクセスを大幅に向上させ、2020 年までに普遍的かつ安価なインターネット・アクセスを提供できるよう図る」ということがターゲットのひとつ(9.c)として掲げられています。
国や地域単位で、目標を達成するために、ビジネスを考えることも有益ですが、地球全体、世界全体という視点も重要です。アメリカではOne Webだけでなく、複数の宇宙ベンチャーがこのビジネス機会の逃すまいと、衛星の打ち上げにしのぎを削っています。
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SDG Industry Matrix(産業別SDG手引き)日本語版が発行されました
出所) 国連グローバル・コンパクト
SDG Industry Matrixは、KPMGと国連グローバル・コンパクトが、SDGsの達成に向けて企業を支援するために、産業毎にSDGsに関連する取り組み事例や機会のアイデアを纏めた手引書です。SDGsからビジネス機会を発見するにあたり、是非参考にしてみてください。
ダウンロードURL: http://www.ungcjn.org/activities/topics/detail.php?id=204
2016年12月16日 一般社団法人 Japan Innovation Network 国連開発計画(UNDP)
「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成をビジネスで目指す
オープンイノベーション・プラットフォーム「SHIP」が稼動
~「SHIP コミュニティメンバー」や法人会員の募集を開始 ~
一般社団法人 Japan Innovation Network(東京都千代田区、代表理事:紺野登、以下「JIN」) と国連開発計画(UNDP)は(東京都渋谷区、駐日代表:近藤哲生、以下「UNDP」)は、本年 7 月 に共同で設立した「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を日本発のビジネスで目指すオープンイノベーション・プラットフォーム「SDGs Holistic Innovation Platform (SHIP)」のコミュニティメンバーや法人会員の募集、およびプログラムの提供を開始し、プラットフォームの活動を稼動させます。
2015年9月に国連で採択された、2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットからなるSDGsでは、民間セクターには、資金提供のみならず、事業活動を通じてSDGsの達成に積極的に寄与することが期待されています。気候変動や国境を超えた社会の不安定化、デジタル経済の 加速など、社会・経済課題の解決が喫緊の課題となっている昨今、これらの課題をビジネスで解決 するという動きが世界各地で、また日本でも広がっています。
これらの流れを受けて、JINとUNDPはSDGsをビジネス機会として捉え、日本企業によるイ ノベーションを促進し、SDGの達成に寄与する革新的なビジネスを起こしていくためのオープンイノベーション・プラットフォーム「SHIP」を本年 7 月に設立し、公開フォーラムを開催しました。UNDPが、とくに日本の民間セクターのノウハウを活用して、SDGsを達成することを目的に、このように幅広いステークホルダーを巻き込んだプラットフォームを構築するのは初めてです。また、SDGs を軸にビジネスイノベーションを図る、このようなオープンプラットフォームの構築は日本初です。
12月13~14日に日本政府が主催した「国際女性会議WAW!」に出席するために日本を訪問したUNDPのヘレン・クラーク総裁は、「SDGs を達成するためには、イノベーティブな手法が必要です。今回、SHIPという新しい試みが日本から始まったことを歓迎します。SHIPを通じて世界各国のUNDP事務所やステークホルダーが日本企業とつながり、SDGsの実現に向けたビジネス活動が加速することを望んでいます」と語り、SHIPへの期待を寄せました。
JINとUNDPでは、7月以降、SHIPエコシステムの構築、会員制度や各種プログラムの準備を進めてきましたが、この度、SHIPの趣旨に賛同する「SHIPコミュニティメンバー」(法人・個 人)と法人会員の募集、および各種プログラムの提供を開始し、SHIPは本格稼動します。また、2017 年初頭の稼動に向けて、世界中の課題やニーズの生情報を収集し、日本企業の技術・ノウハウと結びつける「SHIPデジタルプラットフォーム」の構築も進めています。法人会員は、このデジ タルプラットフォームを活用することができます。
多くの日本企業、また多様なステークホルダーの SHIP エコシステムへの参加を積極的に募り ながら、日本企業の新規事業機会の創出と実現、それと同時に日本の民間セクターがビジネスを通じた開発課題の解決と SDGs の達成への貢献の加速を SHIPは促進していきます。
※「オープンプログラム」は個人・法人向け、その他のプログラムはすべて法人向けです。
SHIP のプログラムや会員制度の詳細、「SHIPコミュニティメンバー」への参加申し込みにつ いては、以下のホームページをご覧下さい。
[SHIP ホームページ] http://sdgs-ship.com
【お問い合わせ先】
一般社団法人 Japan Innovation Network
Tel.03-5510-7188 ship@ji-network.org 国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 Tel.03-5467-4751
SHIPコミュニティメンバー、プログラムご参加者、そして関係者の皆さま、こんにちは。SHIP事務局より第2回のニュースレターをお届けします。昨年12月に本格稼動したSHIPのエコシステムは確実に拡大しており、コミュニティメンバーとなって頂いた方は、160名を超ました。
また、プログラムの提供も開始し、2月2日には、はじめての「ディスカバリープログラム(導入編)」を開催しました。今月末には「ディスカバリープログラム(テーマ別)」も始まります。皆様とともにビジネスによるSDGs達成をめざして、SHIPはますます加速していきます。SHIPについてのご意見・ご要望をぜひ事務局宛にお寄せ下さい。
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SHIPの活動Update!
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第1回SHIPディスカバリープログラム【導入編】を開催しました!
2月2日に、第1回SHIPディスカバリープログラム【導入編】をSHIP事務局のJINオフィスにて開催しました。合計で5社12名の方が参加し、3つのグループに分かれてSDGs全体を俯瞰し、SDGsとビジネスの接点を見つけながら、新しいビジネス機会についてディスカッションしました。
<プログラムの流れ>
SDGs策定の背景を知る
SDGs達成のために何故イノベーションが必要かを理解する
SDGsの中身を知る
SDGsの中からビジネスに関係するものを見つける
ビジネス関係するSDGsの課題を構造化する
SDGsの達成に繋がるビジネス機会を見つける
<参加者の声より>
■ SDGsは自社のビジネスとは少し遠いイメージがあり、できることが限られていると思っていたが、かなり発想が広がって面白かった。
■ 新しいビジネスモデルの提案といってもどこから手を付けてよいか分からなかったので、17の目標と駆動目標というキーワードを知り、自社で何かできる機会の可能性を感じた。
■ 具体的に考える方法、様々な方の視点を得られた。また、社会課題をビジネスで解く場合、同じような構造、おさえるべきキーパトナーなど、あるルールがあるように感じ、ビジネスのヒントを得られた。
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「途上国ビジネス成功の条件~SDGsをビジネスチャンスに~」セミナー(UNDP共催)で SHIPを紹介しました!
2月1日(東京)と2月6日(大阪)にJICAが開催したセミナー「途上国ビジネス成功の条件~SDGsをビジネスチャンスに~」(UNDPほか共催)に近藤哲生国連開発計画(UNDP)駐日代表(大阪会場は青柳仁士副代表補)が登壇し、SHIPについて紹介しました。
両日共にイベントには定員を上回る応募があり、満員の会場の中、専門家の為の行動目標であったミレニアム開発目標(MDGs)の時代から全ての人の達成目標である持続可能な開発目標(SDGs)の時代へと変わり、民間企業がSDGsに関与することの重要性を訴えました。イベントに出席された企業関係者の皆様のSHIPへの関心の高さやSDGsをビジネスとして取り込む潮流を感じるイベントとなりました。
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『国際開発ジャーナル』2017年2月号掲載
イノベーションがカギ「SHIPエコシステム」で目標達成へ
一般社団法人Japan Innovation Network
専務理事 イノベーション加速支援グループ長 西口 尚宏
日本企業のDNA
「日本企業の持続可能な開発目標(SDGs)への関心は高いか」と、海外の関係者からしばしば尋ねられる。そのたびに筆者は「非常に高い。そもそも日本企業のDNAには、400年も前からSDGsと相通じる『三方良し』の精神が組み込まれており、持続可能な社会を創るために自らの役割を強く意識してきたのだ」と答える。 「三方良し」とは、「売り手良し、買い手良し、世間良し」を重視した近江商人の心得だ。こうした精神を受け継いだ日本企業は、今世紀に入って欧米でCSRが声高に議論されるはるか前から、自社のビジネスでいかに地域や社会に貢献するかを熱心に考えてきた。
昨年7月に来日した、国連開発計画(UNDP)のマグディ・マルティネス・ソリマン政策・プログラム支援局長は、「三方良し」という言葉を聞き、「“Win-Win-Win”の関係だ!」と表現した。その通りである。同局長はまた、「国際開発がQuantity(量)からQuality(質)に移る時、民間企業のノウハウが必要になる」とも指摘した。量から質に移るとは、結果志向で、より効果が高くスピード感がある持続可能な開発を行えるかが問われるということだ。ここに、イノベーションの必要性が生まれる。
実際、「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」の文書にも、「民間企業の活動・投資・イノベーションは、生産性および包摂的な経済成長と雇用創出を生み出していく上での重要なカギである。(中略)われわれは、こうした民間セクターに対し、持続可能な開発における課題解決のための創造性とイノベーションを発揮することを求める」とある。イノベーションこそ、SDGs達成のカギだ。(続きは誌面をご覧下さい)
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プログラム開催のご案内
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第2回SHIPディスカバリープログラム【導入編】を開催!
SHIPでは、月に1回のペースで、「SHIPディスカバリープログラム【導入編】」を開催しています。SDGsが掲げる17のゴールと169のターゲットについての理解を深めてビジネスとの接点を探り、自社が解決すべきSDGsや課題を発見し、ビジネスでどう解決していくかのヒントを得て頂くためのプログラムです。皆さまのご参加をお待ちしております。
■ 日時:2017年2月28日(火)13:00-18:00
■ 場所:一般社団法人Japan Innovation Network (JIN) オフィス
(東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー8階)
■ 参加者:15名程度
■ ファシリテーター/スピーカー:
一般社団法人Japan Innovation Network専務理事 西口尚宏
国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 副代表補・上席広報官 青柳仁士
■ 参加費:27,000円 (税込)
■ 申込方法:以下のサイトより、参加費をお支払いの上、お申込みください。
http://peatix.com/event/232157
[開催予告] 第3回についても、お申し込み頂けます。各回同じ内容です。
第3回 3月23日(木)13:00-18:00 @JINオフィス http://peatix.com/event/232160
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無料セミナー「SDGsと事業戦略」(ブレーンセンター主催)
株式会社ブレーンセンター主催のセミナー「SDGsと事業戦略 -統合報告の優良事例とともに-」にSHIP事務局の小原が登壇し、SHIPを軸としたイノベーション創出についてお話しします。このセミナーでは、国際協力機構(JICA)から、SDGs採択の背景や日本政府の方針を踏まえたSDGs達成に向けたJICAの役割、また「協力準備調査(BOPビジネス連携促進)」から生まれ変わった「途上国の課題解決型ビジネス(SDGsビジネス)調査」についての紹介、さらに、ブレーンセンター社から、SDGsに関するレポーティング先進事例の紹介もあります。
日時:3月9日(木)16:00-18:00(15:30開場)
場所:TAM COWORKING TOKYO 1階
(東京都千代田区神田小川町3-28-9 三東ビル)
http://www.tam-tam.co.jp/about/outline.html
主催:株式会社ブレーンセンター(http://braincenter.co.jp/)
参加対象部門:経営企画、IR、CSR、海外市場開拓、新規事業開拓、R&Dなど
(制作会社、コンサルティング会社はお断りしています)
プログラム:
1.「SDGsとグローバルパートナーシップ」
JICA 企画部参事役 SDGs推進班 紺屋健一氏
2.「SDGsとイノベーション」
JIN シニアマネージャー 小原愛
3.「SDGsに関するレポーティングの先進事例」
ブレーンセンター 取締役中村佳正氏
SHIPコミュニティーメンバー・会員・プログラムご参加者も、このセミナーにご参加頂けますので、ご希望の方は、「株式会社ブレーンセンター セミナー事務局」(seminar@braincenter.co.jp)宛に、セミナー名とご参加者の所属・肩書・氏名・電話番号、またSHIPのメンバー・会員・プログラムご参加者であることを記載の上、メールでお申込み下さい(先着30名)
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「SDGs×ビジネス」コラム
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ユニリーバ最高責任者ポール・ポールマン氏 自社ホームページでSDGsの重要性語る
SDGsをイノベーションの機会とするには、トップのコミットメントが必要不可欠です。それは、SDGsに限らず、イノベーションを既存企業から興すには、経営者自らがその舵を取ることが重要です。トップが自らSDGsを企業戦略として認識し、それを対外発信している例として、ユニリーバを今回ご紹介します。
Photo:ユニリーバ・ジャパン
SDGsを企業戦略に結びつけて、トップがSDGsの達成に向けてコミットメントを示すグローバル企業が増えています。その代表的な例がユニリーバです。ユニリーバは、SDGsの前身ミレニアム開発目標(MDGs)の時代から、本業を通じた社会貢献について、積極的に取り組みを展開してきました。その活動は、本業おけるブランディングもさることながら、ユニリーバ自身のマーケットの拡大に寄与してきたと言えます。企業がサステナブルナビジネスを続けるには、貧困や気候変動と向き合うことが重要だと、ユニリーバ最高経営責任者のポール・ポールマン氏は語ります。
”私たちが掲げている目標の多くは、SDGsの目標と合致しています。ユニリーバ・サステナブル・リビング・プラン(USLP)の導入から6年目を迎え、サステナビリティが成長を加速させることも分かってきました。USLPは、コストを削減し、イノベーションを生み、優秀な人材の採用・維持にも貢献しています。
ユニリーバの目標、そしてSDGsは、世界規模の問題に体系的に取り組むことによってのみ達成することができます。体系的な変化は、多くの人々が力を合わせることでしか実現できません。このビジョンに向かって変化を加速させることは、産業界、政府、市民社会のためになります。行動を起こす人々の前には非常に大きな機会が広がっています。結局のところ、貧困や気候変動から逃げきれるビジネスは存在しないのです。”
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キャスター国谷裕子さん、「SDGsを広めたい」
NHK総合「クローズアップ現代」を担当された国谷裕子さんが、朝日新聞デジタルとのコラボレーションで、SDGsについてのサイトに出演されています。地球を維持していくためにSDGsという「新しいものさし」を使いこなし、一人ひとりの認識を変えていかなければならないと国谷さんは語ります。SDGsについての情報発信と共有が必要で、ご自身もSDGsを広めたいとインタビューに答えています。
「SDGs|国谷裕子さんと考える」のサイトは こちら。
Photo: 朝日新聞DIGITAL
SDGsの時代 イノベーションがカギ 「SHIPエコシステム」で目標達成へ 日本企業のDNA
「日本企業の持続可能な開発目 標(SDGs)への関心は高いか」 と、海外の関係者からしばしば尋 ねられる。そのたびに筆者は「非 常に高い。そもそも日本企業の DNAには、400年も前からSDGs と相通じる『三方良し』の精神が 組み込まれており、持続可能な社 会を創るために自らの役割を強く 意識してきたのだ」と答える。
「三方良し」とは、「売り手良 し、買い手良し、世間良し」を重 視した近江商人の心得だ。こうし た精神を受け継いだ日本企業は、 今世紀に入って欧米でCSRが声 高に議論されるはるか前から、自 社のビジネスでいかに地域や社会 に貢献するかを熱心に考えてきた。
昨年7月に来日した、国連開発 計画(UNDP)のマグディ・マル ティネス・ソリマン政策・プログ ラム支援局長は、「三方良し」とい う言葉を聞き、「“Win-Win-Win” の関係だ!」と表現した。その通り である。同局長はまた、「国際開 発がQuantity(量)からQuality (質)に移る時、民間企業のノウ ハウが必要になる」とも指摘した。 量から質に移るとは、結果志向で、 より効果が高くスピード感がある 持続可能な開発を行えるかが問わ れるということだ。ここに、イノ ベーションの必要性が生まれる。
実際、「持続可能な開発のため の 2030 アジェンダ」の文書にも、「民間企業の活動・投資・イノベ ーションは、生産性および包摂的 な経済成長と雇用創出を生み出し ていく上での重要なカギである。(中略)われわれは、こうした民 間セクターに対し、持続可能な開 発における課題解決のための創造 性とイノベーションを発揮するこ とを求める」とある。イノベーシ ョンこそ、SDGs達成のカギだ。
「価値起点」への変化
私が専務理事を務める(一社) Japan Innovation Network (JIN)は、企業におけるイノベ ーション活動を、
①システマティ ックなイノベーション経営の必要 性に関する経営層の理解促進
② 社員向けのアクセラレーション (加速支援)プログラムの設計と 共同運営による成果追求
③社会 課題へのソリューションを提供す るイノベーション・プラットフォ ームの構築・運営
などを通じて推進している。
かつて「技術起点」であったイノベーション活動は、近年、「価値起点」のイノベーション活動へ と大きく変化を遂げている。これ はつまり、新しい技術を生み出す ことを目的とすることから一歩進 んで、その技術が顧客や社会に生 み出す価値の方を目的にするよう になったということだ。
その中で、企業が持続的に成長 するためには、既存の事業モデル を安定的に稼動させることと、新 事業創造のエコシステム(生態系)を構築することの二本立てで 成長を追求していくことが必要だ。
新事業を創造する際のエコシステムは、経営者や事業創造人材・ チーム、加速支援者、社内システム、社内インフラから構成される。
これらが相互に作用し合うことで、 試行錯誤を続けながら、生態系のように新しいアイデアが生み出さ れ、実行に移され続ける。
これがイノベーション活動の本質だ。
日本発・世界初の取り組み
SDGsの17の目標をイノベーシ ョンの大目的とし、169のターゲ ットをそこに向かって進むための 駆動目標に据えて、個々の企業が 取り組むことが、SDGs達成に向 けた民間セクターの役割だ。
その上で、そのような企業を核 として、SDGs達成を担う世界各 国の企業以外のステークホルダー も巻き込んだエコシステムを構築 し、そこから起こるイノベーショ ンでSDGs達成をさらに力強く推し進めていこうと、JINと国連開 発計画(UNDP)は考えた。
そうして両者が昨年7月に設立 したのが、「SDGs Holistic Innovation Platform」(SHIP)で ある。これは、日本の民間企業や 各国の政府、開発援助機関、金融 機関、イノベーションハブ、スタ ートアップ企業、NGO、留学生 コミュニティー、大学、メディア、 経済団体、専門家と共に、イノベ ーションによってSDGsを達成す るためのエコシステムを構築する プラットフォームだ。
BOPビジネスやインクルーシ ブビジネス促進のためのプラット フォームは多く存在するが、 SHIPの特徴は「イノベーショ ン」が軸となることである。
これまでそれぞれの企業が独自 に開発してきたBOPビジネスや インクルーシブビジネスのモデル に「イノベーションを起こす手 法」を取り入れ、SHIPエコシス テムの参加者がそれぞれのノウハ ウと知恵と技術を持ち寄り、相互 に作用し合う。それによって、各 社だけでは実現できなかった持続 可能な社会を実現するビジネスを 創り出すことが可能になるととも に、他のエコシステム参加者も SDGsという社会全体の目標達成 に寄与することが可能になるのだ。
このような取り組みは、まだ世 界には見当たらない。「日本発」 のユニークなプラットフォームだと言える。
メンバーの募集を開始 昨年12月に日本を訪問した UNDP のヘレン・クラーク総裁 は、SHIPの発足に歓迎の意を示 し、「SHIP を通じて世界各国の UNDP事務所やステークホルダ ーが日本企業とつながり、SDGs の実現に向けたビジネス活動が加 速することを望む」と語った。
そして今、「このような社会共 通の目標を求めていた。これを経 営戦略に盛り込み、イノベーショ ンを通じてSDGsを達成した い」と、日本企業のSHIPに対す る関心の高まりを強く感じている。
特に、SHIPでは、JINと UNDPが協働することによって 「イノベーション」と「国際開発」が掛け合わさった。すなわち、 各企業の中で新規事業の開発を担 っている経営企画やR&D、イノベーション推進担当などの部署と、 社会貢献や渉外を担ってきた CSRや環境、広報などの部署と の融合が起こり始めている。
SDGsを共通言語に、新たな協働 が起こっているのだ。
JINとUNDPは昨年末、SHIP の趣旨に賛同する法人・個人から 成る「SHIPコミュニティメンバ ー」の募集を開始すると同時に、 SDGsと自社ビジネスの接点を探 り、SDGs達成に貢献するビジネ スモデルを作り出すための企業向 けプログラムの提供を開始した。
さらに、「SHIPデジタルプラ ットフォーム」の構築も進めてお り、今春には、SDGsの実現に向 け、さまざまな課題やニーズの「生情報」を世界中から収集して SHIP会員企業に提供し、これら の企業のビジネスモデル構築に活 用していくことにしている。
われわれは、SHIPこそが SDGsを達成するという最終港に、ともに向かって協働する仲間を広げ、力強い航海を続けることを可能にしてくれると確信している。
SHIPコミュニティメンバー、プログラム参加者、そして関係者の皆さま、こんにちは。SHIP事務局より第1回のニュースレターをお送りします。SHIPは、昨年7月に発足し、12月に本格的に始動しました。これから定期的に「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する動きや、SHIPの活動についてお知らせしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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SHIPの活動Update!
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UNDP のヘレン・クラーク総裁が来日し、SHIPへの期待を語る
12 月 13~14 日に日本政府が主催した「国際女性会議 WAW!」に出席するために、UNDP のヘレン・クラーク総裁が日本を訪問しました。JINと会談を行った総裁は、SHIPについて、「SDGs を達成するためには、イノベーティブな手法が必要です。今回、SHIP という新しい試みが日本から始まったことを歓迎します。SHIP を通じて世界各国のUNDP 事務所やステークホルダーが日本企業とつながり、SDGs の実現に向けたビジネス活動が加速することを望んでいます」と語り、SHIP への期待を寄せました。
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プログラム開催のご案内
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第1回SHIPディスカバリープログラム【導入編】を開催!
SHIPでは、2017年2月より、「SHIPディスカバリープログラム【導入編】」を開催します。SDGsが掲げる17のゴールと169のターゲットについての理解を深めてビジネスとの接点を探り、自社が解決すべきSDGsや課題を発見し、ビジネスでどう解決していくかのヒントを得て頂くためのプログラムです。皆さまのご参加をお待ちしております。
■ 日時: 2017年2月2日(木)13:00-18:00
■ 場所: 一般社団法人Japan Innovation Network (JIN) オフィス
(東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテルタワー8階)
■ 参加者: 20名程度
■ ファシリテーター:
一般社団法人Japan Innovation Network専務理事 西口尚宏
国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所 副代表補・上席広報官 青柳仁士
■ 参加費: 27,000円 (税込み)
■ 申込方法:以下のサイトより、参加費をお支払いの上、お申込みください。
http://peatix.com/event/231445
[開催予告] ※第2回と第3回についても、お申し込み頂けます。各回同じ内容です。
第2回 2月28日(火)13:00-18:00 @東京都内 http://peatix.com/event/232157
第3回 3月23日(木)13:00-18:00 @東京都内 http://peatix.com/event/232160
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「SDGs×ビジネス」コラム
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持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた日本政府の指針が決まる
SDGsの採択を受けて、日本政府は総理大臣を本部長、内閣官房長官と外務大臣を副本部長、他の全ての国務大臣を本部員とする「持続可能な開発目標(SDGs)推進本部」を昨年5月に設置し、SDGsについて日本としての実施指針の検討を進めてきました。
実施指針の策定には、広く有識者や国民の意見を反映するために、「SDGs推進円卓会議」が設置されるとともに、パブリックコメントも募集されました。その結果を受けて、昨年12月22日に「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」がSDGs推進本部で決定されました。
この指針には、8つの優先課題とそれに紐付く140の施策が盛り込まれましたが、8つの優先課題には、とくに日本が世界をリードする「健康・長寿の達成」「強靭な国土と質の高いインフラ」や得意とする「科学技術イノベーション」などが盛り込まれているのが特徴だと言えます。
[8つの優先課題]
①あらゆる人々の活躍の推進
②健康・長寿の達成
③成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション
④持続可能で強靱な国土と質の高いインフラの整備
⑤省・再生可能エネルギー、気候変動対策、循環型社会
⑥生物多様性、森林、海洋等の環境の保全
⑦平和と安全・安心社会の実現
⑧SDGs実施推進の体制と手段
指針の「具体的施策」には8つの優先課題ごとに「国内の施策」「海外の施策」が、指標と関係する省庁が具体的に示されており、2030年に向けた日本の施策の大きな指針にもなります。この内容を見ると、ビジネスとの接点も多く見い出すことができ、SHIPでもこの内容を精査してプログラムに反映していきたいと考えています。
>>「SDGs実施指針」詳細(SDGs推進本部ウェブページ)
Photo: 首相官邸ホームページ
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社会課題の解決には民間企業との連携が必要不可欠
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~ダボス会議でグテレス国連事務総長が演説~
1月17~20日にスイスで開かれた「世界経済フォーラム年次会合」(ダボス会議)において、国連事務総長のアントニオ・グテレス氏は「民間セクターがSDGsの達成には不可欠だ。民間セクターなしには、SDGs達成に必要となるイノベーション、新しい市場、新しいモノやサービス、そして新しい経済領域は生まれない」と語りました。(引用元:UN News Centre ” At Davos forum, UN chief Guterres calls businesses ‘best allies’ to curb climate change, poverty“)
世界のリーダーが集うこの経済フォーラムでも、SDGsは多く取り上げられ、SDGs達成における企業の役割についてまとめた報告書 「Better Business, Better World」も発表されました。
Photo: World Economic Forum/Valeriano Di Domenico.